こんにちは〜。釣りはたのしいけど徐々に財布が寂しくなってきた釣り初心者のCUTIE(@yaken_to_issho)です。
釣りを始めてから色々と道具を揃え、エサを買ったり仕掛けを買ったりとお金がかかる消耗品が多いことに気づき出しました。(笑)
心置きなく釣りをたのしむために、少しの工夫で節約できるところは節約してみようと思います。
個人的には、エサを自作したり試行錯誤することも含めて釣りのたのしさだな〜って感じます。
とりあえず、グラムあたりの単価が超高い「刺し餌用のオキアミ」を自作してみました。
【節約】味の素でオキアミを自作ハード加工する理由
刺し餌用のオキアミの値段が高い・・・。
釣りを趣味にしている方ならわかるかと思いますが、釣りをするのに結構お金かかりますよね?
特に、刺し餌用の生イキくんの値段が地味に高いのでジリジリとお財布に効いてきます・・・。
しかもわが家は2人で釣りをするので2〜3時間ほど遊ぼうと思うとすぐに1パック無くなるわけで。わが家の相方様から「毎週釣りにお金かかりすぎじゃない?」というコメントを頂き、なんとかせねばと思い立ちました。
市販のオキアミは時間が経つと劣化して割れる
釣りをし始めて数時間経つと、オキアミが急にやわらかくなりはじめませんか?これはオキアミの持つ酵素が自分で自分を解かし始めるからだそう。こうなると、針に刺すときにオキアミが潰れたり割れたりしてキレイに刺さらなくなります。せっかく市販品を買ったのにすぐにダメになる感じがして、なんとかしたいなと常々思っていました。
市販のオキアミは針から外れやすい
劣化して柔らかくなったオキアミは針からも外れやすいです。エサを遠投した瞬間に針から外れることもありましたし、投げ込んで割とすぐにエサ取りのお魚たちにやられてしまいます。すると、どんどんオキアミを消費するスピードが早くなるという悪循環に・・・。
・刺し餌代の節約になる
・完全に凍らないのですぐに使える
・身がギュッと固くなるのでエサが針から外れにくい
・変色や劣化がしにくい
【節約】味の素でハード加工のオキアミを自作してみた
味の素がポイント!オキアミのハード加工で必要なもの
↑プリプリ透明なハード加工後のオキアミ
・オキアミ(L〜LLサイズ)
・みりん(みりんタイプ調味料が安くておすすめ。みりん風は×)
・砂糖
・味の素(うまみ調味料ならなんでも)
・ザル
・ボウル
・バット
・キッチンペーパー、新聞紙、ペットシーツ などの吸水できるもの
・ジップロックやタッパーなどの小分けできるもの
オキアミのハード加工を自作する①:オキアミを冷蔵庫で解凍する
常温で解凍するとオキアミが痛んでしまうので、オキアミは冷蔵庫で1晩〜2晩かけてゆっくり解凍します。
ここでハプニング。今回1.8㎏程度のブロックを使用したのですが、冷蔵庫のスペースを結構取ります。オキアミのハード加工を自作するときは家族と要相談。
釣り用のマイ冷蔵庫が欲しくなる。意外と安いので悩ませられる。
オキアミが外側から内側へゆっくり溶けていくので焦らず待ちます。下の方のオキアミが潰れていないか心配になる・・・。
解凍後のオキアミをザルにあけてみました。解凍したばかりで白っぽく、ふにゃふにゃです。そーっと触らないと潰れちゃうやわらかさ。そしてヤバイ、ザルが小さすぎた。大きめの網付きバットタイプを使うのが正解だと思います。
しっかりと水分を抜いていきたいので、ザルに開けて冷蔵庫で2時間くらい水気を切ります。
水切りして出た水分はコマセ用の集魚剤に混ぜられるらしいのでタッパーに移しておきます。(捨ててもOK)
今後、水切りをするたびにオキアミの水分が出るのでこのタッパーに溜めていきます。
冷蔵庫内で漏れないスクリューロックは1セットあるとなにかと便利です。
オキアミのハード加工を自作する②:オキアミをみりん漬けにする
しっかりと水気を切った状態で約1,700gあります。これが最終的には1,000gになりますよ〜。
ここで、大きなサイズのオキアミのみを刺し餌にしたい場合は丁寧に選別をしてください。(私はズボラなので無選別で進めました。)
使用するみりんは、本みりんでもいいですが「みりんタイプ」が安いのでオススメ。
「みりん風」と書かれているものはアルコール度数が数%しかないのでやめておきましょう。
バットでオキアミをみりんに漬ける方も多いようですが、私は節約家なのでジップロック的なものに入れてみりんの使用量を抑える作戦です。ひっくり返すのも簡単で特に問題なしでした。
みりんは3時間程度漬けるみたいですが、取り出すのを忘れていて5時間漬けてました。
作る人によって漬け時間がまちまちなので短すぎなければ大丈夫だと思います。
作る人によってはみりんで漬けるときに食紅を投入して色の良いオキアミに仕上げたりするみたいです。
すごい工夫、考えた人はアイディアマン。黄色と赤を使うことが多いらしい。
さらに、みりんの水切りを冷蔵庫で30分ほどします。オキアミは若干、色が濃くなって気持ち固さが出てきたでしょうか。
オキアミのハード加工を自作する③:オキアミを砂糖漬けにする
砂糖の量は適当ですが、とにかくたくさん使います。ジャリジャリするくらいオキアミに砂糖をたっぷりまぶします。
オキアミに大量の砂糖をまぶしていると、身が固くなってくるのを感じます。(気のせい?)
砂糖をまぶしたらザルに移して一晩冷蔵庫で寝かせます。
一晩寝かせたら、下に溜まった水分を捨ててさらに1時間くらい冷蔵庫で水切りします。(とにかく水分を抜く!ってことなのかな)
水切りをしたオキアミは透明感が出て、固さが確かに感じられるようになりました。
オキアミのハード加工を自作する④:オキアミを味の素で漬ける
最後は、オキアミを味の素で2時間ほど漬けます。私は、またわすれて3時間漬けてました。(笑)
そして、味の素の通常サイズをお店で購入したら意外と高かった・・・。(泣)せっかく自作するのに材料費がかかっては元も子もない・・・。
業務スーパーなどでノーブランド商品を買うか、Amazonなどで大容量を買うのがお得だと思います。
味の素につけた後は、一気に透明感が増してプルプルのキレイな見た目になってました!
オキアミのハード加工を自作する⑤:オキアミの水分を完全に取る
オキアミのハード加工もラストスパート。最後は水分を吸い取ります。
キッチンペーパーや新聞紙でもいいみたいですが、思ったより大量にオキアミを生産してしまったのでキッチンペーパーが足りない予感。わが家は猫を飼っていてペットシーツがあったのでコレで代用してみました。
これが意外と便利。ギュンギュン水分を吸ってくれます。
別に人間が食べるものじゃないので、ペットシーツ使っても問題ないですね。(笑)
オキアミを広げて軽く水気を取る、オキアミをシャッフルして水気を取るを数回やるとベタつきもほとんどとれてしまいます。
↑ペットシーツの効果でカラリと仕上がったオキアミ
オキアミのハード加工を自作する⑥:完成したオキアミを小分けにする
↑完成したハード加工のオキアミはこちら!!!どーん。
完成したオキアミは透明感もバッチリで、身も固めに仕上がりました。
作る人によっては漬け時間を長くしたり、最後に干し網と扇風機でさらに水気を飛ばすみたいです。
作業開始時の半分の量になりました。それだけ水分を飛ばすってことなんですね〜。
お好みの量を計測し、ラップにピッチリ巻いていきます。100グラムでは多かったですね。わが家の一回の釣りでは50グラムが最適量でした。
ラップに巻いたらさらにジッパー付きのバッグに入れて空気を抜きます。また、ステンレス製のバットなどに乗せて冷凍すると熱伝導がよくなり、急速冷凍できます。
味の素を使ってハード加工のオキアミを自作してみた:まとめ
そんなわけで、買うと高い刺し餌用のオキアミが意外と簡単に自宅で作れました。身近な材料でできるので気軽にチャレンジできますし、固さや色などのアレンジも楽しめそうです。お財布のことを気にせずに釣りがたのしめるのは最高ですよね〜。興味がある方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
追記:後日、いつものポイントでいつもの仕掛けを使い釣りをしてみましたが、ちゃんと魚が食ってきたので自作オキアミと市販品オキアミとの釣果の違いはそこまでないと感じました。
自作のハード加工オキアミを刺し餌に使って、50センチほどのツムブリが釣れました。(((o(*゚▽゚*)o)))
市販品の代用ができるものは代用して、コスパよく釣りをたのしんでいきましょう〜。
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