こんにちは。中型犬と毎日オフトンでぬくぬく寝ているキューティ(@yaken_to_issho)です。
わんちゃんをすでに飼ってらっしゃる方も、これから飼う方も、成犬のしつけってむずかしそう、「子犬じゃないとしつけが入らないんじゃない?」と思いますよね。
わが家で保護犬を迎えた際に、お互いの生活を楽にするためにいくつかコマンド(=命令)を教えておいて良かったものをご紹介します。
うちの仔におすわりを教えたんだけど、
5回に1回くらいしか成功しない・・・。
犬にとってわかりやすいやり方でおすわりを教えてみたらどうじゃろう?
わが家は成犬の保護犬を迎えたが、歯磨きができるくらい芸達者になったんじゃ。
成犬のしつけ「おすわり」はマスターしたい
<我が家のにきた保護犬が元々できたコマンド>
・オテ (ご飯のときだけ、完ぺき)
・オカワリ(ご飯のとき、オテの流れでならできる)
・マテ (0~2秒くらい)
・フセ (できない)
いや、ぜんぜんできてない。。。
ご飯が絡むと成功率が上がりますが、確実にできる!というコマンドはほぼ無かったですね。
一日に何度も使うから、とにかくおすわりの正確性を上げたい!
おすわりを確実にできるようにしたかったので、すこし工夫しました。
わが家の犬は、声で「おすわり!」といっても成功率は低かったのですが、おやつを握って前方に見せるとすぐにおすわりをしていたので、おやつ無しでこぶしを握って胸の位置に置くと、同様におすわりするようになったので、視覚的なサインの方が、わかりやすかったようです。
↑この状態で、胸に当てます。
このように視覚的に命令を出すことを「視符」というそうです。
成犬のしつけ:「おすわり」が完ぺきだとラク!
おすわりができると生活の様々な場面で使えるので、犬の安全を守ることができ、飼い主の負担も軽減されます。
例えば、
・車のソフトケージから車外に出るときは、おすわり(犬が急に飛び出さない)
・お散歩のリードを付けるときは、おすわり(興奮が収まる、付けやすい)
・お散歩中、興奮してきたらおすわり(冷静になる)
・ボール遊びの前はおすわり(飛びついたりしない)
・お散歩中、飼い主がうんちを拾うときは、おすわり(急に引っ張られてバランスを崩すことがない笑)
などなど
とにかく、犬が何をもらうときや、何かを待つときはおすわり、というルールにしておくと、毎回、コントロール不能になったり、飼い主とリードの綱引きになったりすることがなくなり、生活が格段に楽になり、危ないこともなくなりました。
じっとしていてほしいときに、確実に動かないでいてくれることは、飼い主にとってはとても楽なことですね。
成犬のしつけ:おすわり以外のおすすめ
こちらは、ネットで見かけて「絶対教えたい!」と思ったコマンドです。
これは、犬がフセの状態からあおむけになることです。
これができると、毎日、体が汚れていないか、けがをしていないか、いつもと変わったところがないか、簡単にチェックできますし、
獣医さんに行った際に、とてもありがたがられるコマンドになります。
<ゴロンの教え方>
2.「ゴロン」と言いながら、おやつを犬の顔の前から後頭部の方へゆっくり移動させる
3.犬はおやつを目で追うので、頭部をひねる形となり体勢を変える
4.最初は、頭部をひねったくらいでおやつをあげ、徐々に体全体でひねったときにおやつをやる
5.最後は、あおむけにひっくり返った状態で、マテをさせておやつをあげると、あおむけの状態をキープできる
ゴロンをさせる時以外にも、1日1回は、顔が飼い主側にくるように仰向けにした犬を両足に挟んで、お腹や顔、手足などをくまなく、触らせる習慣を作ってみたところ、我が家の犬は、自分からひっくり返ってナデナデを要求するようになりました。
犬がおなかを見せることは、飼い主への服従などの意味もあり、仰向けになることに抵抗感がなくなると、日頃のお手入れなども楽になってくると思います。
成犬のしつけ:「おすわり」まとめ
成犬からでも、飼い主が情報収集や工夫を続けていれば、新たにコマンドを覚えたり、習慣を身に着けることはできます。
しかし、すぐにできるようになるものと、そうでないものがあるようです。
人間の私たちでさえ、昔からの癖がなかなか治らないように、犬にも時間のかかるポイントがあってもおかしくありません。
我が家の愛犬は、うちに来て数ヶ月の間にできるようになったこともたくさんあり、今だに苦手なこともあります。
苦手なことは、他のわんちゃんとの遭遇ですね。
臆病な性格からか、これは本当に苦手ですね。でも、あきらめずに根気よく少しづつ、改善していけたらいいなと思っています。
↓元野犬だったわが家の愛犬の話
成犬のしつけおまけ:ゴロンを応用する「犬のハミガキ」
わが家の愛犬は、元々ハミガキシートで歯のお手入れをしていたようなのですが、うちにきてから、人間用の歯ブラシと犬用の歯磨きジェル(キシリトールは犬にとって有害なため、必ず犬用を使いましょう)でハミガキができるようになりました。
<歯みがきの手順>(飼い主が座った状態で)
2. おすわり
3. ふせ
4. ゴロン
5. 両足ではさむ
6. ハミガキ
この流れで、ほとんど自動的に犬がハミガキの姿勢までしてくれます。
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