こんにちは。犬がだいすきキューティ(@yaken_to_issho)です。
犬を飼っている方・犬好きの方は、「犬の十戒」という詩を一度は聞いたことがあると思います。
この詩は、「飼い主に対する犬からのお願い」を、10の詩であらわしています。
あまりにも感動的な詩なので、愛犬家が自身のサイトなどで引用し、インターネット上で一気に広がりました。
日本では、映画「犬と私の10の約束」を通して広く知られるようになりましたね。
しかし、「どんな内容か、なんとなくしかわからない。」という方も多いので、
今回は、犬好きなら知っておきたい詩「犬の十戒」を1つずつ、ご紹介します。
- 泣ける!犬からの10のお願い「犬の十戒」とは?
- 「犬の十戒」①:私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
- 「犬の十戒」②:私と気長に付き合ってください。
- 「犬の十戒」③:私を信じてください。あなたが私を信じてくれることがなによりのしあわせです。
- 「犬の十戒」④:あなたには仕事や学校があるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
- 「犬の十戒」⑤:私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せなくても、ちゃんとわかっています。
- 「犬の十戒」⑥:私にも心があることを忘れないでください。
- 「犬の十戒」⑦:私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
- 「犬の十戒」⑧:言うことを聞かないときは、理由があります。
- 「犬の十戒」⑨:私が年を取っても、仲良くしてください。
- 「犬の十戒」⑩:旅立ちのときには、私のそばにいてください。
- 犬からの10のお願い「犬の十戒」:まとめ
泣ける!犬からの10のお願い「犬の十戒」とは?
「犬の十戒」は「飼い主に対する犬からの10のお願い」を表現しています。
実際に犬を飼っていると、忘れがちになる大切なことを思い出させてくれます。
犬の十戒(いぬのじっかい、The Ten Commandments of Dog Ownership)は、作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩で、日本では「犬の十戒」として知られているが、実際には原典があり、ノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが犬の買い手に渡している「犬からご主人への11のお願い」が元である。 ペットとして飼われることとなった犬と人間との望ましい関係を、犬が人間に語りかけるという形式で訴える内容である。。-引用:Wikipedia
「犬の十戒」①:私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
1. 私の一生は10~15年くらいしかありません 。ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです 。私のことを買う(飼う)前にどうかそのことを考えて下さい。
My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.
1匹の犬と一緒にいられる時間は10〜15年。
犬にとっての時間の流れは、人間に比べて8倍くらい速いことになります。
1日お散歩に行かなかっただけで、人間にとっては1週間くらい外に出なかったように感じるかもしれませんね。
飼い主と数日離れていただけで、犬にとっては家族と長い間会えないような気持ちになるでしょう。
できるだけ、一緒にいてあげたいですね。
「犬の十戒」②:私と気長に付き合ってください。
2. 私が「あなたが私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間を与えてください。
Give me time to understand what you want of me.
犬の知能は人間の子供の3〜4歳程度だと言われています。
子供に教えるときのように、何度も何度も根気強く教えてあげる必要がありそうです。
人間の大人の目線では簡単に思えても子供にとっては理解するまでに時間がかかることもあります。
その目線の違いを理解してあげましょう。
「犬の十戒」③:私を信じてください。あなたが私を信じてくれることがなによりのしあわせです。
3. 私を信頼して下さい...それだけで私は幸せなのです。
Please your trust in me. -it’s crucial to my Well-being.
犬にとって、人間と何をを一緒にすることをすごい喜びますよね。
一緒にご飯を食べたがり、一緒に外出したがります。
犬が飼い主に対して抱いている信頼感をひしひしと感じると、仲間だと思っているんだなあって感じませんか?
「犬の十戒」④:あなたには仕事や学校があるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
4. 私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。貴方には仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう。 でも...私には貴方だけしかいないのです。
Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment. You have your work your entertainment and your friends. I have only you.
飼い主には外の世界がありますが、犬にとっては家庭の中の空間が全てです。
なるべく外に連れ出してあげたり、いろんな人に接して社会化させてあげたいですね。
その方が犬にとっても幸せなのだと思います。
「犬の十戒」⑤:私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せなくても、ちゃんとわかっています。
5. 時には私に話しかけて下さい たとえあなたの言葉を理解できなくても、私に話しかけているあなたの声で理解しています。
Talk to me sometimes. Even if I don’t understand your words, I understand your voice when it’s speaking to me.
犬は人間の言葉を話せないので言葉でのコミニュケーションはできませんが、目線で何かを訴えたりしているのを見たことがありますよね。人間の子供が話せなくても意図を理解できるように、犬にもそれができると感じます。
話しかけられた時に首を傾げたりして、飼い主がなにを伝えようとしているか必死で理解しようとしている姿はとてもかわいいですよね。
「犬の十戒」⑥:私にも心があることを忘れないでください。
6. あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。
Be aware that however you treat me, I’ll never forget it.
犬は記憶力が高く、過去の嫌な出来事を覚えています。
犬をモノのように扱うようなことは決してすべきではありません。
そのように自分を扱った相手には、犬は心を開かないでしょう。
「犬の十戒」⑦:私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないでください。
7. 私を叩く前に思い出して下さい 。私には貴方の手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけれど私はあなたを噛まないように決めている事を。
Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.
犬に鶏の骨をあげたことがある人はわかると思いますが、中型犬であれば人間の指の骨くらいの太さの骨をいとも簡単にバキバキ食べることができます。それを見ていて思うのは、犬が人間を信頼していて自分の武器を使わないという選択の上で私たちの関係が成り立っているということです。
「犬の十戒」⑧:言うことを聞かないときは、理由があります。
8. 言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に私がそうなる原因が何かないかとあなた自身に問い掛けてみて下さい。適切な食餌をあげなかったのでは?日中太陽が 照りつけている外に長時間放置していたのかも?心臓が年をとるにつれて弱っては いないだろうか?
Before you scold me for being uncooperative obstinate or lazy,ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I’m not getting the right food or I’ve been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.
犬も人間と同じように体調の良し悪しがありますが、それは飼い主がちゃんと観察していないと見逃されてしまうものです。犬は話すことができないので、飼い主がしっかりと見守ってあげましょう。
「犬の十戒」⑨:私が年を取っても、仲良くしてください。
9. 私が年をとってもどうか世話をして下さい。あなたも同じように年をとるのです。
Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.
1匹の犬と一緒にいられる時間は長くありません。
犬は数年で大人になり、そして年老いていきます。犬が年老いても変わらない愛情で日々を過ごしていきましょう。犬が年老いていったとしても家族としての愛情は何一つ変わらないはずです。
「犬の十戒」⑩:旅立ちのときには、私のそばにいてください。
10. 最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい 。「見ているのが辛いから」とか「私の居ないところで逝かせてあげて」なんて 言わないで欲しいのです 。あなたが側にいてくれるだけで、 私にはどんなことでも安らかに受け入れられます 。そして......どうか忘れないで下さい。私があなたを愛していることを。
Go with me on difficult journeys. Never say, “I can’t bear to watch it .” or ” Let it happen in my absence.” Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.
犬の最期を看取ることは辛いことですが、犬は自分の一生を使って私たちに「一緒に生きること」や「無条件の愛」を教えてくれます。そして、犬は自らの死をもって「別れが来ること」、でも「愛情は心の中に残ること」を教えてくれます。
犬からの10のお願い「犬の十戒」:まとめ
犬はいいですよね〜。
犬は人間の良いところだけを集めたような存在だと感じます。
犬との信頼関係を守っていくために、飼い主は「犬の十戒」を忘れないようにしたいですね。
犬の愛情は深く、決してあなたを裏切ることのない唯一のものかもしれません。
「犬の十戒」についてのとにかく泣ける書籍・映画・絵本
映画や絵本なら子どもたちでも「犬の十戒」がよくわかります。
犬を飼うことで、犬たちは子たちに命の大切さやはかなさを教えてくれます。
大人が見ても感動すること間違いなしなので、チェックしてみてください。
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