映画『ファイトクラブ』を見たことがあるでしょうか。現代の資本主義を揶揄した名言がたくさん詰まっている映画ですよね。
一度ならずとも、定期的に見たくなる方も多いのではないでしょうか?映画『ファイトクラブ』は、チャック・パラニュークの小説をデヴィッド・フィンチャー監督がブラッド・ピット主演で映画化しました。1999年の公開当時には、その暴力的な内容が物議をかもしましたが、映画史に残る名作といっても過言ではないほどの人気を誇ります。この記事では、作品中に登場する名言を紹介していきます。
映画『ファイトクラブ』の名言・名ゼリフ
『ファイト・クラブ』(1999)は、人気俳優ブラッド・ピットの代表作でもあり“あまりにも暴力的”と評され当時物議をかもした問題作。2020年代の今でもカルト的人気を誇ります。
・「最高の映画キャラクター100人」ではブラッド・ピット演じるタイラー・ダーデンが1位
・「歴代最高の映画ランキング500」で映画『ファイト・クラブ』(1999)が10位
映画『ファイトクラブ』 あらすじ
エリートながらも空虚な日々を送る男性が、ある日出会った派手な出で立ちの男にいざなわれ、異質の世界に足を踏み入れる。そこは男たちが己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。そのファイト・クラブで、彼は自己を開放していく。-Googleより引用
「僕」(エドワード・ノートン)の名言
「僕」は大手企業に勤めるエリートサラリーマン。生活は安定しているがイケアで家具を買いあさり、資本主義の奴隷となっている。しかし、この「僕」の姿が現代人の一般的な生活ともいえる。
違う時間に違う場所で目を覚ましたら、僕は違う人間になれるだろうか?
小さな一回分パックの人生旅。砂糖もミルクも一回分。バターも一回分。ままごとのような機内食。一回分のシャンプー液。一回分のうがい液。一回分の石けん。機内で出会う人間は一回分の友達
ー引用:映画「ファイトクラブ 」より
タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)の名言
タイラー・ダーデンは男がなりたいと願う象徴のような存在。カリスマ性、ルックスの良さを持ち合わせていてさらに自由に生きている。「僕」は自分とは正反対のタイラー・ダーデンにどんどん引き込まれていく。
酸素でハイにするのさ。乗客はパニックで大きく息を吸い、酸素の作用でハッピーになり運命を受け入れる
これを見ろよ。これが時速千キロで海面に不時着するときの表情か?
仕事を聞き、他人に興味がある振りを?
お前は物に支配されている
俺たちは作られたライフスタイルのなかで生きる消費の奴隷だ
職業がなんだ、財産が何の評価に?車も関係ない、人は財布の中身でもファッションでもない、お前らはこの世のクズだ。
気がつくと所有しているものに所有されている
職場と言えばガソリン・スタンドかレストラン、しがないサラリーマン。宣伝文句に煽られて要りもしない車や服を買わされてる
文明生活の基本的な前提を拒否しろ。特に物を持つことの重要性を拒否しろ。
男は傷跡がなきゃ
我々は消費者だ。ライフスタイルに仕える奴隷。殺人も犯罪も貧困も誰も気にしない。それよりアイドル、テレビ、ダイエット、毛生え薬、インポ薬にガーデニング…。何がガーデニングだ!タイタニックと一緒に海に沈めばいいんだ!
ファイトクラブへようこそ。第1のルール、クラブのことを口外するな。第2のルール、クラブのことを口外するな。
本気で闘ったことがないのに自分のことがわかるはずない
ワークアウトは自慰行為だ。男は自己破壊を!
歴史のはざまで生きる目標が何もない
世界大戦もなく、大恐慌もない。俺たちの戦争は魂の戦い。毎日の生活が大恐慌だ。
テレビはいう ”君も明日は億万長者かスーパースター” 大嘘だ。その現実を知って俺たちはムカついてる
痛みを感じろ。苦しみと犠牲が尊いんだ。痛みから逃げるな。人生最高の瞬間を味わえ。
全てを失って真の自由を得る、おめでとう、どん底に1歩近づいた。
痛みを感じろ。苦しみと犠牲が尊いんだ。痛みから逃げるな。人生最高の瞬間を味わえ。
自分の殻を破るには、自分を壊すしかない
レイモンドは良い朝を迎える。食ったことがないほどうまい朝飯
これはお前の人生だ。そして、1分ごとに死に近づいている。
人生の残り時間はいつかゼロになる
いつか必ず死ぬって事を恐れず心にたたき込め!すべてを失って真の自由を得る
恐れないことで壁は敗れる。個々の能力はそれほど重要じゃない。
もしお前の気分が最悪で憂鬱だったら、お前が心底嫌っている奴らに負けたんだ
ー引用:映画「ファイトクラブ 」より
映画『ファイトクラブ』名言・名ゼリフ:まとめ
映画『ファイトクラブ 』の名言集はいかがでしたでしょうか?まだ映画を見ていない方や、もう一度見たくなった方におすすめ!Amazonプライム会員ならプライムビデオで無料で見ることができます。まだ見たことのない方は是非チェックしてみてくださいね。映画を見ながらタイラー・ダーデンの名言に痺れてください〜!
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