こんにちは。犬が3度の飯よりだいすきなキューティ(@yaken_to_issho)です。
犬がいる生活っていいですよね。
「これから犬を飼いたい!」と考えたときに、どのような手順で犬を見つけ、家族としてお迎えしたかをまとめました。
犬を飼いたいけど、ペットショップ以外で、
どうやって出会ったらいいのかな?
昔は保健所に行って子犬を探したりしたんじゃが、
今はネットで全国各地の子犬ちゃんを見ることができるんじゃ。
便利な世の中になったよのう。
犬の里親になるには?
すぐに浮かぶ選択肢として、
この二つがすぐに思い浮かびますが、最近は、インターネットなどで里親募集が簡単に見つけられることもあり、保護犬を引き取る方が増えてきていて、とても素敵なことだと思います。
ここでは保護犬を引き取る際の流れを体験談を交えてご紹介します。
犬の里親になるには:「譲渡会」で出会う
譲渡会とは、週末に行われる里親募集イベントのことで、実際に犬や猫を見たり、触れ合ったりすることができ、団体さん側から一匹一匹の性格や健康状態を聞くことができるチャンスです。
団体さん側も里親さんに対する説明などをしっかりと行ってくれるので、分からないこと、不安な点があればしっかりと相談することができます。
我が家の場合は、譲渡会で見かけた保護犬を実際に飼うことになりました。ちょうど犬を飼うことを考えていたため、近くで行われる譲渡会の日時をネットで調べ、出かけてみました。
実際におやつをあげてみたり、少しお外での散歩を体験させていただきました。
ペットを飼おうか迷っていらっしゃる方も、一度お話しだけでも聞いてみると、実際に飼った後のイメージが出来るのでオススメです。
犬の里親になるには:「里親募集サイト」で検索する
現在は、どの団体さんもネット上での里親募集を譲渡会と並行して行っており、全国各地の里親募集をネット上で見ることができます。
↓メジャーな里親募集サイト「ペットのおうち」
絞り込み検索、募集要件など、詳しい情報も載っていて使い勝手が良いサイトです。
毎日、家族募集中の動物がアップされています。
犬、猫はもちろん、鳥、ウサギ、ハムスター、熱帯魚や爬虫類まで募集があり、成犬はもちろん、子犬から珍しい犬種の犬まで出ていることもあります。
見ているだけでも可愛くて癒されるので、是非覗いてみてください。
犬の里親になるには:お迎えしたい仔が決まったら「トライアル」
トライアルとは、実際にお家にわんちゃんをお迎えしてみる、テスト期間のようなものです。
譲渡会やネット上での里親募集では、ほとんどの場合、このトライアル期間が設けられています。2週間ほど、お試しで飼ってみてワンちゃんと飼い主さんの相性や生活に無理がないかなどを確認します。
また、トライアルの前に団体さん側に犬を飼える状態であるかを確認されます。
<条件>
・住宅はペット可であるか
・家族は全員賛成しているか
・先住犬、猫は大丈夫か
・お留守番の時間は長すぎないか
などなど
書面を見ると、条件がとても厳しく感じますが、団体さん側も動物たちのことを思ってそのようにされているので、ぜひ個別に相談してみることをおすすめします。
我が家は、先住猫が3匹いたので、その相性が心配であることと、フルタイムでの仕事をしているので、お留守番が長くなってしまうことなどを相談しました。
このあたりは、トライアル前の譲渡会場や問い合わせでの相談になります。
トライアル期間は、基本的に2週間。その間に人間側と犬側の双方に問題なくやっていけるかどうかを判断します。
(わが家は、先住猫が臆病でなかなか犬に慣れなかったので、団体さん側のご好意でトライアル期間を1ヶ月に伸ばしていただきました。)
犬の里親になるには:「トライアル当日」の流れ
トライアル初日に保護団体さんがわんちゃんを家まで運んできてくれます。
このとき、里親側の住環境などを団体さん側がチェックします。
ペットの大きさに対して、部屋の広さは十分か?部屋の中の状況は、ペットを飼える程度に整頓されているか?など。
犬を飼うのに必要な備品(ケージやリード、ハーネス、ドッグフードやペットシーツ、犬のお気に入りのクッション、歯磨きシートに至るまで)団体さんが用意してくださったため、こちらで用意するものは特にありませんでした。
犬の里親になるには:「一緒に暮らしてみる」
トライアルが始まると、毎日のお散歩はスケジュール的に大丈夫か?犬は家族に慣れることができるか?などなど、毎日一緒に暮らしながら様子を見ていきます。
我が家の場合は、朝晩のお散歩がぐうたらしていた人間にとって最初はツラく(特に時間がない朝)、徐々に慣れていきました。
特に大型犬を飼われる場合は、1日の運動量が多く必要なため、より時間に余裕が必要かと思います。
我が家で引き取った犬は18kgほどの中型犬で、宮古島からきた元野犬ですでに成犬、ということもあり、お散歩時の引っ張りが強く、しつけが今後入るかどうかもトライアルで判断できたのが良かったです。
幸い、人間側がしつけの方法などを勉強し、試行錯誤することで、トライアルが終わる頃には、横について歩いてくれるまでになりました。
トライアル中は、保護団体さんの方とLINEを使って、相談や経過報告などを簡単に行うことができます。
↓成犬のしつけの方法についての記事
犬の里親になるには:「正式譲渡」の契約をする
トライアル期間終了後、団体さんが再度自宅に訪問し、譲渡契約を交わします。
その際、署名と捺印、譲渡金が必要になります。譲渡金は、団体さんによって異なります。内訳としては、ワクチン代、マイクロチップ代、去勢・避妊手術代などが含まれます。
我が家の犬の場合は、収容地からの空輸代や、女の子の避妊手術済み、ということもあって、費用は5万円ほどでした。
犬の里親になるには:「正式譲渡までに用意するもの」
正式譲渡されると、基本的に備品等は団体さんへお返しすることになるので、それまでに日常的に使う備品を揃えておきます。
・首輪
・犬をハウスさせる用のケージ
・車に乗せる時用のソフトケージ
・ドッグフード
・ペットシーツ などなど
犬の里親になるには:まとめ
保護犬というと、「飼いにくそう」「懐かなそう」というイメージがあるかもしれませんが、我が家の元保護犬は歴代飼ってきた犬の中で一番、人にベタベタしてくる犬になりましたし、しつけも成犬からでしたがおぼえてくれました。
たくさんの里親募集中のわんちゃんの中から、自分の家族として暮らせるわんちゃんと、きっと目が合うと思います。
「やっぱりだめだった」というようなことを防ぐために、今日ご紹介した里親団体さんのトライアル制度などもあるので、ぜひ保護犬を家族にすることを検討してみてはいかがでしょうか?
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